本文へスキップ
嶌信彦オフィシャルサイト

フォトアルバムphpto album

このコーナーでは 本書に登場する人物や関連する建物等のお写真や抑留者の方が描かれた抑留当時の様子を掲載しています。画像をクリックすると別ウィンドウで拡大写真がご覧いただけます。

■ 本書に登場する主な登場人物

お名前 永田 行夫氏
若松 律衛氏(出征時のお写真中央)
出征
当時の
お写真
永田氏 若松氏
晩年の
お写真
永田氏 若松氏
当時の
役職等
当時若干24歳で隊長を務める
若いながらも非常に理知的でソ連と
交渉するなど本当に素晴らしく
皆から敬愛された人物。帰国後は
2人の子供を授かり、岡村製作所で
役員まで務め上げた。
工事の総監督を担い、ソ連にも頼られた。
秋田県鹿角郡尾去沢町で生まれ、秋田弁丸出しの小柄な
人懐っこい顔立ちで、日本人、ロシア人、
ウズベク人皆から好かれ、慕われた。
渡辺氏の晩年の写真に写っているアサードフ氏と
非常に懇意で秋田に招くなど交流があった。
お名前 渡辺 豊氏
大塚 武氏
出征
当時の
お写真
渡辺氏 大塚氏
晩年の
お写真
渡辺氏 大塚氏
当時の
役職等
永田隊長が全幅の信頼を寄せた人物。
まがったことが嫌いで頑固なところがあり、
永田氏にその点を助言されたことがあった。
帰国後は実家の写真館を継ぎ、度々ウズベキスタンを訪れ、写真展を開催。晩年の写真は本書にも登場するアサードフ氏(左)とウズベキスタンを訪れた際に撮影された際に撮影されたもの。
最年少組で、電気工事を担当。
非常に人気者でウズベク人の女性たちとの
共同作業で非常に仲良くなり、慕われていた
リョウニャンというウズベク女性より
煙草ケースをもらい奇跡的に持ち帰る
ことが出来大事にしていた。晩年、
ウズベキスタン協会の活動に積極的に参加
して下さっていた。
お名前 加藤 金太郎氏
最近の
お写真
加藤氏
当時の
役職等
最年少組で、土木を担当。幅5m、深さ5m、長さ7mの「地獄堀り」をやらされたこともあった。
元気が良く、人懐っこくなかなかの美男でロシア人、ウズベク人ともよく話し、皆に可愛がられていた。ウズベキスタンのお墓建立や桜の植樹にも尽力されている。

■ 有志でウズベキスタンを訪問された様子 <渡辺豊氏撮影1985(昭和60)年8月20〜26日>

ナボイ劇場正面前にて抑留者の方々 ウズベキスタン収容所
ナボイ劇場正面で抑留者の方々
後方左より山戸潔氏、都丸泰助氏、若松律衛氏
前方左より柴崎武氏、宮崎清氏、林恒夫氏
ナボイ劇場の装飾
今井サーカスが作った足場でとりつけた劇場正面の装飾
渡辺氏が残されたアルバムには壁は石膏70%、
現地の土30%で出来ているとのメモがある
ナボイ劇場左側 ウズベキスタン収容所
ナボイ劇場左側、中ほどにウインチがあった
写真の右に映っている木は抑留中に植え
30mの高さまで成長していた
ナボイ劇場の柱
柱に施された彫刻が非常に美しい
             

■ 抑留者の小林英三氏が描いた抑留生活の様子

小林英三氏は 1948年暮れまでウズベキスタン タシケント市の第5収容所にいらした方              
有蓋車 ウズベキスタン収容所
有蓋車一両に95名が詰め込まれ
1ヵ月 ゆられゆられて
ウズベキスタン
タシケントの収容所風景
土木作業 演芸大会
土木作業に4KMまでは徒歩
遠方はトラックで移動
収容所内での演芸会にて
拍手喝采をうける
演芸大会 演芸大会
ウズベキスタンの未婚女性
腰まで届く編んだ髪の毛
入浴風景(左)健康診断(右上)
抜歯は釘抜きで(右下)
 

■ 帰国後の親睦会「第四ラーゲル会」の様子

第1回が昭和24年(1949年)に開催後、年1回永田氏が亡くなる直前の平成21年(2009年)まで開催された。
ラーゲル会
昭和58年(1983年)5月21日開催 第11回目
                   

書籍情報等book

ノンフィクション
『日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた』を加筆修正した新書版が
2019年9月7日発売
日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた

伝説となった日本兵捕虜ーソ連四大劇場を建てた男たち

(角川新書)
【著】嶌 信彦


2015年9月30日発売
日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた

日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた

(角川書店)
【著】嶌 信彦
この偉業に読売新聞、産経新聞、共同通信など各紙誌で感嘆の嵐!「日本人として恥ずべき仕事はしない
TBSラジオ「嶌信彦のエネルギッシュトーク」にウズベキスタン タシケント市のナボイ劇場を建設された日本兵収容所の隊長を務められた永田行夫様(故人)が出演されナボイ劇場建設について語っている貴重な音源です。

  

 日本ウズベキスタン協会

 嶌信彦メールマガジン「時代を読む」

 嶌信彦メールマガジン「虫の目、鳥の目、歴史の目」

 嶌信彦Facebook